佐賀県が進める「先進的ICT利活用教育推進事業」、全県立高校の新入生に指定パソコンの購入を義務付け。だそうで。
オイオイ・・・・・
マイコンと呼ばれていた学生時代にコンピュータにのめり込み、ソフトウェアの仕事を生業としている私でも憤りを感じる制度だな。
コンピュータ教育の必要性もわかるし、ソフトウェア開発能力向上のためにも大学受験科目に、情報処理2種程度を義務付けてほしいとぐらい思っているけど、こりゃあかんでしょ。
教材ソフト込みで8万5000円らしいけど、プログラミングを学びたい生徒ならもう少し画面が大きいパソコンが欲しいはず。
また、学校でも用意して自由に使える時間を放課後などに作ることでも、十分に学べると思う。
実際に、自分はパソコンが買えなかったのでショールームの1時間無料レンタルにかじりつきました。その時間で全てを終わらせるために机上デバッグを十分にしていったのだけど、その時の机上デバッグが実は一番能力向上に役立ったのではないかと今でも思っている。
新聞の記事などもコンピュータをいわゆる筆記用具として使いこなす能力と、コンピュータを仕事とする能力をごちゃ混ぜに書いてることが多いよな。
家に金槌がある家庭も多いとは思うけど、一般人の常識として金槌を持つのと、大工を目指す人が持つべき金槌は違うはず。パソコンは多目的なツールなので、もっと自由に選べる必要があると強く感じる次第。
佐賀県のICTの積極性はよく取り上げられるけど、なんか胡散臭い。邪推が過ぎるかな?
佐賀県立高パソコン購入義務化 新入生家庭の2割が「借金」|政治ニュース|HUNTER(ハンター)|ニュースサイト.