
2014年12月の初めにデミオがやってきてから早2ヶ月、走行距離も3,000Kmを超えました。
近所をうろうろするような走行から長距離までバラエティーに富んだ運転を楽しみました。
第一に言えるのは「デミオの運転は楽しい」という事。
スキーに行ってきました
納車早々にスタッドレスに交換して雪に備えていましたが、ようやくスタッドレスタイヤの必然性のある道を走ることに。(^o^)
土曜日の用事を終わらせて19:00に長野に向けて出発して、宿で一泊。
翌日滑って夕方に帰ってくるという、往復580Kmの強行軍でした。
初めての500Km越えの長距離運転でしたがその中で感じたこと
- 1.疲れない
とにかく疲れない。帰りなんて運転が楽で1回休憩で帰ってこれたほど・・・
頑張ったというより、運転に集中できたので休憩する気にならなかったというのが正直な感想です。
- 2.マツダコネクトってトータルでとらえるとすごくいい
情報が古いとか、ナビの機能が少ないとか、色々言われているマツダコネクト。
ナビ情報は新しい方がいいのは当然として、長距離運転で使ってみて印象がガラッと変わりました。
「今まで酷いこと言ってごめんなさいm(_ _)m」
「ナビがなかった頃」は、運転に集中していました。マツダコネクトはコンソール上部のサブディスプレイで必要な情報をしっかり見せてくれながら、信号待ちや休憩時に、メイン画面を見に行くようにできています。
ナビの便利さに慣れすぎた私たちは、いつの日か運転に集中しない日々を送っていたような気がします。地図をドアポケットに入れ、休憩タイミングで地図を見直して頭で計画、運転するときには曲がり角のデータを頭に入れて、運転に集中する。たかがこれだけのことを、カーナビゲーションという強力なツールによって、どんどん捨てていたのかもしれません。運転を計画しなくてもナビが到着予想時間を教えてくれ、多彩な機能でアシストというか、いつの間にかナビのカタログスペックのための機能になりつつあったのではないかと思い直しています。
マツダコネクトは「運転に必要なアシスト」としてのナビゲーションシステムであり、決して単体では成し得ないスペックだったのではないでしょうか。
つまりはそこに自動車メーカーが企画したナビゲーションシステムである必要があったということでしょう。
実際、今回の長距離では絶妙なタイミングでの合流の注意であったり、分岐のはるか手前で車線を提案して余裕を持って車線変更ができるなど、控えめかつ大切なアドバイスに徹していました。
- 3.路面のインフォメーションがしっかり伝わる
4代目デミオには、横滑り防止装置、ABS、TCSなど雪道で安心な機能が満載されています。
スキー場に向かっている間、乾いた舗装路、濡れた路面、凍結路面、圧雪路、急な登りくだりなどバラエティーに富んだ路面を走りましたが、路面がどういう状態にあるのか、しっかりと運転手に伝わってきます。電子制御のアシストに頼る以前に車として大切なインフォメーションがデミオからはしっかり伝わってきます。
これは、とても大切な事だと思っていて、これが伝わるデミオは、やはりいい車なんだと実感しました。
- 4.やはりDPFがネック
環境配慮型のディーゼルは初めて乗るのですが、長距離運転で高速を走っていてもDPFのすす焼きはしっかりと働きます。
この時には、感覚的には20%ぐらいのパワーロスがある感じがして、レスポンスも落ちるし、燃費も悪くなります。
早くすすを焼き切ってもらうしかないのですが、この時の不快感はなかなか慣れません。
せめて、インジケータでDPFすす焼き中と表示してくれれば納得できますし、急なパワーダウンの理由がDPFだと分かっていれば故障の心配をしなくてすみます。
それにしても、いい車です。
今まで乗った中で最小の事実上のGTカーです。