巷では、朝起きれないのも、モテないのも、妖怪のせいらしい。
妖怪ウォッチ恐るべしって感じの流行具合ですが、「私のスマホの調子が悪いのもウイスパーのせいなのね」っていう話。
ウイスパーといっても、妖怪ウォチに出てくる妖怪のことじゃなくて、公衆無線LANの規格のことです。WISPr と書きます。
コンビニや喫茶店が「無線LAN使えるようになりましたぁ」って言っているやつです。
スマホ無線LANがインターネット閲覧に使えるまでには、スマホの中でこんなやり取りがされてます。
- コンビニでブラウザを開いてどこかのサイトを見る
- スマホが公衆無線LANのアクセスポイントを見つける
- その公衆無線LANを使用してサイトに接続しようとする
- ログイン画面表示
よくあるのは、お得な情報があるのでメールアドレス登録してね的なやつ
- ログインするとおめあてのページを表示
大雑把には、こんな感じ。
このやり取りの規格の名前がWISPr(ウィスパー)と言います。
何が問題かというと、ログイン画面に飛んでしまうこと。
この時点で、スマホはインターネットに接続していると認識しているのです。
ブラウザはログイン画面が出てくるから、対処が可能なんだけど、アプリ使っているとアプリの中で通信しているので、そんなのわからない。
アプリにしてみれば、自社のサイトからデータを引っ張ってこようとしたら、返ってきたのは訳のわからないログイン画面。当然内部でエラーを起こすので、配慮の足りないアプリは落ちます。落ちないアプリのサーバーエラーとかのメッセージが出るだけ。使っている人は何のことだか全くわからないという事態になります。
イングレスで自分のポータルが攻撃受けていて防衛しようとしたけど、コンビニのそばに来てしまい通信エラーで防衛失敗。なんて悲劇も起きてるんだろうなぁ。
対策は、単純には二つ
WiFiを使えるように登録する
繁華街ではWifiをOffにする
WiFi接続マークが出ているのに通信の調子が悪いとかアプリのレスポンスが悪いと思った時には、WifiをOffにするのが最も手っ取り早い対策のようです。
東京オリンピックまでこの方式続けるのか?